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> にんじんぎらいのうさこさん
タイトル | にんじんぎらいのうさこさん | |
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著者 | 垣内 磯子(作)松成 真理子(絵) | |
出版社 | フレ-ベル館 | |
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森のずっとおくに、くまのはいしゃさんがありました。クマノ先生は、とても こわいとひょうばんでした。ほんとうは やさしいくまなのに、大きなからだで のっしのっしと ちかづいてきて、大きな手をばりばり口の中につっこまれると、みんな ふるえあがってしまうのでした。 にんじんぎらいの うさこさん きゅうしょくの じかんがだいきらい クマノ先生は、おどりあがりました。「チョコレートをたべすぎたって! むしばになったって! それは わたしが なおしてあげなければ いかん!」先生は、もう ほとんど はしるようにして、うさこさんを さがしにでかけました。 ●その日からクマノ先生は、何とかうさこさんの歯のちりょうをしたいものだと、ねてもさめても、考えるのはそのことばかり。うさこさんをつかまえるいい方法はないものかといろいろと試します。一方のうさこさんはといえば、チョコレートの食べ過ぎでとうとう虫歯が本当にひどくなってしまいます。「歯医者に行くのはこわい!」といっても、ずっと虫歯をほうっておくことはできませんよね。ちりょうをしたいクマノ先生と嫌がるうさこさん、これからどうなるのか、見守りながら読んでみてください。 |