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2年生の今月の本


ごろはちだいみょうじん タイトル ごろはちだいみょうじん
著者 中川 正文
出版社 福音館書店
 

 ごろはちは、いたずらずきのたぬき。いつもいたずらをしに村にやってきては、村人たちを困らせていました。お寺のおぼうさんが、お経をあげようと、くわーんとかねをたたいたら、えんの下からやっぱり、くわーんと同じかねの音がします。

「お経の調子がくるうさかい、かんにんしとくれ」
 おぼうさんが、頭を下げてたのみにきたのが、ごろはちのじまんです。

  そんなある日、村に鉄道ができることになりました。村人たちは、はじめて汽車を見て、きっとごろはちにだまされているにちがいないと、せんろの上にとび出していきました。それを見たごろはちは気が気ではありません。汽車はみるみるそばまでやってきています。

「あかんいうたらあかん」
 そのあと、ごろはちがとった行動は…?

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