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> ごろはちだいみょうじん
タイトル | ごろはちだいみょうじん | |
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著者 | 中川 正文 | |
出版社 | 福音館書店 | |
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ごろはちは、いたずらずきのたぬき。いつもいたずらをしに村にやってきては、村人たちを困らせていました。お寺のおぼうさんが、お経をあげようと、くわーんとかねをたたいたら、えんの下からやっぱり、くわーんと同じかねの音がします。 「お経の調子がくるうさかい、かんにんしとくれ」 そんなある日、村に鉄道ができることになりました。村人たちは、はじめて汽車を見て、きっとごろはちにだまされているにちがいないと、せんろの上にとび出していきました。それを見たごろはちは気が気ではありません。汽車はみるみるそばまでやってきています。 「あかんいうたらあかん」 |