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タイトル | ねずみの家 | |
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著者 | ルーマー・ゴッデン | |
出版社 | 徳間書店 | |
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メアリーという女の子が、〔ねずみの家〕をプレゼントされました。その家は、お人形遊びにぴったりの、小さくてかわいらしいおうちでした。その家の中には、二ひきのねずみがいましたが、それは人形なので、じっとしたままうごきません。メアリーは、がっかりして、〔ねずみの家〕を、たんすの上にかたづけてしまいました。 じつは、メアリーの家の地下しつには、もう一つ、べつのねずみの家がありました。でも、それは、メアリーがもらったようなすてきな家ではありません。こわれたうえきばちの中にわらをしきつめただけの家でした。そこには、ボニーという小さなねずみの女の子と、その家ぞくがすんでいました。かぞくがあんまり多すぎて、家はいつもぎゅうぎゅう。ボニーは、まいばんうえきばちからおし出されて、さむくてねむれません。ある夜、ボニーはしょんぼりと地下しつを出て、人間のすむ世界に上がっていきました。すると、そこには、メアリーの〔ねずみの家〕があったのです……。 ●メアリーの、大切な〔ねずみの家〕は、物置きにしている、地下室へもっていかれます。ある日、メアリーが地下室で、ねずみたちが住みついてめちゃくちゃになっている〔ねずみの家〕を見つけ、とてもよろこびました。大切なものをこわされたのに、なぜでしょう? |