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3年生の今月の本


セロひきのゴーシュ タイトル セロひきのゴーシュ
著者 宮沢 賢治
出版社 福音館書店
 

 ゴーシュは、町の音楽団でセロ(チェロ)を引く係りでした。けれども、なかまの中で一番下手でした。町の音楽会が十日後にせまった日、ゴーシュは、楽長に、
「きみがみんなの足をひっぱっているんだ」
と言われてしまいます。その日のばんから、ゴーシュは、くるったように練習を始めました。すると、その日から、まいばん、動物たちがゴーシュをたずねてくるようになりました。

●ゴーシュの音楽には、意外な力があることが分かります。その力とは……?また、ゴーシュが動物たちから得たものとは……?このお話は、宮沢賢治が最後まで推敲を加えた、一番完成度の高い作品だと言われています。

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