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> オリバー先生は犬がすき!
タイトル | オリバー先生は犬がすき! | |
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著者 | 野田 道子 | |
出版社 | PHP研究所 | |
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大むかし、かみさまにいのちをたすけられた、ノアと動物たちは、ノアのつくった大きなはこ船にのって、こう水をのがれることができた、というお話が外国にあります。この「ノアのはこ船」のことを英語では「アーク」といいます。オリバー先生の「アーク」には、すてられたり、いじめられたりして、行き場のなくなったたくさんの動物たちがやって来ます。 今日も、「アーク」の電話が鳴りました。オリバー先生が、じゅわきをとると、 「アーク」をはじめてから4年がたったころ、神戸で大地しんがおこりました。オリバー先生は、そのひどい様子をテレビで知って、「わたしにできることは?」と考えました。そして、家を失った人びとのペットをあずかることに決めたのです。さっそくビラをくばりました。すると、次の日から、電話がひっきりなしに鳴り、600ぴきの犬やネコがどっとアークにやってきました……。 ●1990年にオリバー先生がはじめた、「アーク」という動物愛護団体で実際にあったお話です。この本をきっかけに、動物を思いやるやさしさ、動物を飼うことの責任について考えさせられます。 |