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> 3年2組のあばれんぼう
タイトル | 3年2組のあばれんぼう | |
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著者 | 鈴木 喜代春 | |
出版社 | あすなろ書房 | |
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一年生の二学期に大さかの学校から東京の学校へてん校してきた、岩山金太ろう。大さかで生まれて、大さかでずっとそだったので、大さかことばがなかなかぬけませんでした。みんなは、そんな金太郎を「オーサカ!」「オーサカ!」といって、からかいました。そうやってからかわれているうちに、金太ろうは、だんだんと口をきかない子どもになってしまいました。 二年生になったばかりの四月のある日、また「オーサカ!」とからかった男の子に、金太ろうは、とつぜん、とびかかっていきました。それからは、だれも「オーサカ!」といわなくなりました。 ところが、金太ろうのらんぼうは、それとは反たいに、ますますはげしくなっていくのでした……。 ●暴れないとすぐにまた、みんなから「オーサカ!」とからかわれるような気がして、金太郎は乱暴を続けます。ところがあることをきっかけに、金太郎の乱暴は止んで……。“3年2組あばれんぼう”は、実はすばらしい子だったのです。 |