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テストどろぼう、犯人はだれだ?
タイトル | テストどろぼう、犯人はだれだ? | |
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著者 | 松本 聰美(作) 宮崎 耕平(絵) | |
出版社 | ポプラ社 | |
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「明ちゃーん」 ぼくとしんちゃんは、山の上の高平台だん地に住んでいる。しんちゃんの家は、ぼくんちの一けんおいてとなり。 その日の帰り、ぼくたちは近道をして帰った。せまいおたふく食どうのよこの道を通って、すべり台ぐらいの高さの土手に出た。そして、それをのぼりきったら、空き地があった。そのむこうの竹やぶに入ると、おくに白い光がさしている。 やっとのことで竹やぶをぬけ出ると、ゆるいしゃめんいっぱいに、おはかがたくさんならんでいた。その中に、とても大きくてりっぱなおはかが1つあった。そのおはかの入り口には、ポストがたっている。 ●二人は、お墓のポストに手紙を入れることにしました。しかし、しんちゃんが入れたのは、お母さんに見せたくないテストだったのです。後になって後悔したしんちゃんは、「ぼく」と一緒にテストを取り戻しに行くのですが……。たくさんの登場人物と二人との心のふれあいが描かれた、さわやかでしみじみとした気持ちにさせてくれるお話です。 |