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> あのころは忍者だった
タイトル | あのころは忍者だった | |
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著者 | 堀内 純子(作) 岡本 美子(絵) | |
出版社 | 教育画劇 | |
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「プレゼントなんか、あげないよっ」となりのいえの2かいでは、今、リョウくんのおたん生会をやっている。あけっぱなしのまどからは、にぎやかなこえがきこえてくる。ユカは、リョウくんのへやをようくしっていた。ようちえんのころなんか、まい日あのへやであそんでた。 きのう、リョウくんのおばさんに会うまでは、ユカもおたん生会によばれるものと思っていた。いつだってそうだったんだもの。でも、おばさんは、「ごめんね、ユカちゃん。リョウったら、9才にもなった男子は、もう女の子とはあそばないものだ、というのよ。たん生会に女の子をよばないって、みんなできめたらしいの。」……そんなのって、あり?ユカは、リョウくんにプレゼントなんか、あげない!ときめた。だけど……。 ●「幼稚園のころから、ずっと仲良しだったのに、どうして急に一緒に遊べないって言うの?」と、とまどうユカの前に、『おかしな人』が現れて……。この主人公たちのように、“男子”“女子”を意識しはじめる年齢の子供たちには、共感できる気持ちがたくさんあるのではないでしょうか……。 |