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> ウエズレーの国
タイトル | ウエズレーの国 | |
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著者 | ポール・フライシュマン(作) | |
出版社 | あすなろ書房 | |
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ウエズレーのお父さんとお母さんは、町のほかの子とはちがう息子をいつも心配していました。なぜなら、ウエズレーはピザもコーラも大っ嫌いで、髪型もへんてこだからです。男の子なら、頭の両側をツルツルにそりあげるのが、この町の常識なのに。そんなウエズレーにちょっかいを出してくる子はいても、友達は一人もいません。でも、大丈夫!逃げるのは得意だから……。 ある日、ウエズレーは夏休みの自由けんきゅうで、自分だけの作物をそだてて、自分だけの文明をつくることを思いつきます。けんきゅうが進むにつれて「遊び」や「文字」までも発明していくウエズレー。やがて、遠くからながめているだけだった近所の子供たちも、おもしろそうだとウエズレーと心を通わせていき……。●仲間はずれにされていた少年が、夏休みの自由けんきゅうに「自分だけの文明」を作り出すという壮大な物語。ウエズレーのように自分で考えて行動することの素晴らしさや、他人に左右されずに、自分を大切にして自分らしく生きる姿が素敵です。また、子供たちに生きる意味と力を教えてくれる絵本になっています。ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください。 |