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> トラねこマーチンねずみをかう
タイトル | トラねこマーチンねずみをかう | |
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著者 | D.キング=スミス(作) 金原 瑞人(訳) 津尾 美智子(画) |
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出版社 | あかね書房 | |
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とらねこのマーチンは、生まれて間もないころから、ほかの子とちがっていました。らんぼうなことがきらいで、お母さんが育ちざかりの子どもたちに小さなネズミを一ぴきつかまえてもってきたときも、マーチンはさわろうともしませんでした。 「マーチン、ひと口、かじってごらんなさい。ネズミはとってもおいしいんだから。どうしたの?」 けれども、ネコには生まれつきのネズミ捕りの本能というものがあります。マーチンは最初に出くわしたネズミを、つい、捕まえてしまったのです。ふるえる声で「たすけて、たすけてください!」といいつづけるそのネズミを、マーチンはなんて小さくてかわいいんだろうとおもいました。だから、こういったのです。 ●ネコはネズミを捕まえるもの・・・・・・ですが、マーチンはちょっとかわりもの。「ふつうのネコ」とはちがいます。ネズミがかわいくてしょうがありません。だから、ふつうのネコでは遭わないような危険やピンチに遭遇してしまいます。けれども、そのハラハラ・ドキドキがとてもユーモアたっぷりに描かれています。ぜひ、読み聞かせなどで親子で楽しんでいただきたい作品です。 |