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> かしこいブタのロリポップ
タイトル | かしこいブタのロリポップ | |
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著者 | ディック・キング=スミス(作) ジル・バートン(絵) もりうち すみこ(訳) |
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出版社 | アリス館 | |
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ペネロペは、とってもわがままな王女さま。ある日、八さいの誕生日に、「ブタ」がほしいと言い出しました。王様とおきさきはびっくりして、ペネロペを止めようとしますが、まったく言うことを聞きません。王様は仕方なく、ブタを飼っている者に、一頭ずつブタをお城へ持ってくるよう、おふれを出しました。 こうして、何十人ものブタ飼いたちが、お城に集まってきました。大きさ、かっこう、色あい、じつに様々なブタが集まり、どのブタも、みんな太って手入れがいきとどいています。ペネロペがどのブタを選ぶのかと、みんなが注目する中、ペネロペは一番やせてみすぼらしいブタを選びました。もちろん、王様は大反対です。でも、実はこのブタ、とんでもなくかしこいブタだったのです。 ●ブタの名前はロリポップ。ペネロペは、元の飼い主だった少年ジョニーと一緒に、ロリポップの世話をすることになります。ジョニーの言うことは聞くのに、ペネロペの言うことは聞かないロリポップ。そんなことにイライラしながらも、ロリポップの世話をするうちに、わがままだったペネロペが少しずつ変わっていくのです。このお話の作者、ディック・キング=スミスは、映画『ベイブ』の原作者でもあります。 |