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3年生の今月の本


わすれられたたんじょうび タイトル わすれられたたんじょうび
著者 ハイムラー(作・絵) 清水 真砂子(訳)
出版社 あかね書房
 

 ふくろうのぼうやのオーレットにとって、きょうはとくべつな日。
「きょうは、ぼくのたんじょうびだ!」
 オーレットはさけびました。でも、おかあさんもあらいぐまのラクーンもみんな、きょうがなんの日なのか、わすれてしまっているみたいです。
「きょうがぼくのたんじょうびだってこと、どうすればみんなにおもいだしてもらえるかなあ・・・・・・。」
 オーレットは、いっしょうけんめいかんがえて、そして、すてきなことをおもいつきました。
「こんやはオーレットのたんじょうびです」ってかいたポスターを、森じゅういたるところにはって、みんなにしってもらうことにしたのです。ところが、オーレットがすこしめをはなしたすきに、ポスターはきえてしまいました。いったい、どこにいってしまったのでしょう。

●オーレットが作ったポスターが、思いもよらない形で役立つことに・・・・・・。ふくろうのぼうやが、家族や友達と接する中で少しずつ成長していく、森の愉快な仲間たちとオーレットの小さな冒険を描いた温かい作品です。

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