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> おさんぽぐるぐる
タイトル | おさんぽぐるぐる | |
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著者 | 飯野 由希代(作)小栗 麗加(絵) | |
出版社 | 文研出版 | |
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わたしのなまえはルナ。ミユキちゃんの家でかわれている犬よ。さいきん、ミユキちゃんはぜんぜんぎゅうってしてくれないし、あそびがいそがしくておさんぽもめんどくさがってばかり。 きょうもまた、さんぽをさぼってあそびにいこうとしたから、わたし、いっしょにつれてってもらおうと、げんかんでミユキちゃんにとびついたの。そうしたら、おもったよりいきおいがついちゃって、ミユキちゃんがたおれて、わたしまでげんかんのドアにガーン! ミユキちゃん、プンプンだ。「おさんぽはあとでね。わたし、でかけるんだからっ。」わたしにそういいすてて、おもいっきりドアをあけた。 ドアをあけると、ふとったおじさんと、男の子がたっていた。「こんにちは。みらいからきたナカセタ社のイヌヤマともうします。かいぬしさまは、犬のさんぽでおこまりですよね。」みらいときいて、ミユキちゃんはからだをのりだして、目をかがやかせている。 ●おさんぽに連れていってほしいルナと、遊びで忙しいミユキちゃんのように、犬とかいぬしの気持ちがちぐはぐになっている家庭には、おさんぽぐるぐるはぴったりだといいます。さっそくおさんぽぐるぐると一緒にさんぽに出かけたルナは、あることに気づくのでした。 |