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3年生の今月の本


おさんぽぐるぐる タイトル おさんぽぐるぐる
著者 飯野 由希代(作)小栗 麗加(絵)
出版社 文研出版
 

 わたしのなまえはルナ。ミユキちゃんの家でかわれている犬よ。さいきん、ミユキちゃんはぜんぜんぎゅうってしてくれないし、あそびがいそがしくておさんぽもめんどくさがってばかり。

 きょうもまた、さんぽをさぼってあそびにいこうとしたから、わたし、いっしょにつれてってもらおうと、げんかんでミユキちゃんにとびついたの。そうしたら、おもったよりいきおいがついちゃって、ミユキちゃんがたおれて、わたしまでげんかんのドアにガーン! ミユキちゃん、プンプンだ。「おさんぽはあとでね。わたし、でかけるんだからっ。」わたしにそういいすてて、おもいっきりドアをあけた。

 ドアをあけると、ふとったおじさんと、男の子がたっていた。「こんにちは。みらいからきたナカセタ社のイヌヤマともうします。かいぬしさまは、犬のさんぽでおこまりですよね。」みらいときいて、ミユキちゃんはからだをのりだして、目をかがやかせている。
イヌヤマさんがつれている男の子は、おさんぽぐるぐるというロボットで、かいぬしがいそがしくてさんぽにいけないときに、おさんぽぐるぐるが、かわりにさんぽにつれていってくれるというのです。

●おさんぽに連れていってほしいルナと、遊びで忙しいミユキちゃんのように、犬とかいぬしの気持ちがちぐはぐになっている家庭には、おさんぽぐるぐるはぴったりだといいます。さっそくおさんぽぐるぐると一緒にさんぽに出かけたルナは、あることに気づくのでした。

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