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> はるかちゃんとかなたくんの しりとりさんぽ
タイトル | はるかちゃんとかなたくんの しりとりさんぽ | |
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著者 | 石津 ちひろ(作) 田代 知子(絵) | |
出版社 | くもん出版 | |
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ふたごのきょうだいのはるかちゃんとかなたくん。せいかくもぜんぜんちがうし、顔だってそっくりというわけじゃありませんが、すごくよくにたところがあります。それは、ふたりがなによりもさんぽがすきで、しりとりも大すきだということ。そんなふたりが、春休みにあたたかいしまへおかあさんとりょこうにやってきました。ペンションの窓からさしこむ<あかるい おひさま>で目をさましたのは、はるかちゃん。さっそく、となりにいるかなたくんに「さんぽにいかない?」と声をかけました。ふたりは外にでると、大好きなしりとりをはじめます。「どうぶつしりとりね?あたしから!<ねこ>」「うーん、<ことり>」「えーと……」はるかちゃんがなにかをいおうとしたちょうどそのとき、石がきに咲く<まっかな はな>がふたりの目に飛びこんできました。 ●あらすじの中にふたつのしりとりが隠れていることに気付かれましたか?この本には、はるかちゃんとかなたくんの『しりとり』以外にも、『しりとり』になっているものが出てきます。“言葉のつながり”になんともいえない愛おしさを感じ、時折さしこまれるカラーページに冒険の“ドキドキ”を掻き立てられる。そんな一冊です。 |