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> 三年二組、みんなよい子です!
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タイトル |
三年二組、みんなよい子です! |
著者 |
くすのき しげのり(作) 下平 けーすけ(絵) |
出版社 |
講談社 |
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今日からいよいよ3年生だ。学校へ行くじゅんびをしながら、なんだかワクワクした気もちになる。あたらしいクラスでも、なかよしのななえちゃんといっしょになれるといいなあ。
ななえちゃんは、2年生のときに、大さかからひっこしてきた。ななえちゃんは、げんきで、おもしろくて、やさしくて、そして・・・つよい。てんこうしてきた最初の日に、大さかの言葉づかいをからかった男の子二人と、とっくみあいのケンカをして、二人とも泣かしてしまったぐらいだ。学校に着いてすぐ、ななえちゃんといっしょにクラスの名ぼを見に行くと、わたしたちは二人とも3年2組だった。「やったー!」「同じクラスや!!」
その後、体育かんで、たんにんの先生が発表された。わたしたち3年2組のたんにんは、はじめて見るわかい男の先生だった。「滝野豊(たきのゆたか)です!子どものころから目ざしていた小学校の先生として、みなさんといっしょにすごすことになりました。よろしくおねがいします!」滝野先生はげんきよくあいさつすると、わたしたちにむかってピースサインをした。
ななえちゃんは「おもしろそうやん」なんて言ってたけど、男の先生って何だかこわそうだから、2年生の時みたいにやさしい女の先生がよかったなあ・・・。滝野先生ってどんな先生なんだろう?
●主人公の萌美は、おとなしくて引っ込み思案な女の子。でも、いつも元気で温かく見守ってくれる滝野先生やクラスメイト達と過ごすうちに、萌美は少しずつ自分に自信をもてるようになっていきます。
「おしごとのおはなしシリーズ」として、巻末に小学校の先生の仕事に関する紹介もあります。「将来学校の先生になりたい」というお子さんはもちろん、様々な仕事を知るきっかけとしてもおススメです。
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