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> ケータイくんとフジワラさん
タイトル | ケータイくんとフジワラさん | |
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著者 | 市川 宣子(作) みずうち さとみ(絵) | |
出版社 | 小学館 | |
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今日は、ケータイくんのたんじょう日です。ケータイくんは、今日で1さいになりました。にぎやかなでんきやさんの入口ちかく、ずらりとケータイ電話がならんだたなのすみっこで、はじめてのたんじょう日をむかえたのです。「はじめてのたんじょう日」といっても、ケータイ電話は、1さいでかなりの「年より」と言わねばなりません。次々に新しいなかまがはつばいされて、どんどんたなにわりこんでくるからです。 ●最近の携帯電話やスマートフォンの進化には、目まぐるしいものがありますよね。でもその陰には、少し経てばあっという間に古くなって処分されてしまう「使い捨て」の携帯端末たちもいます。最新を追い求める現代社会の中で、ものを長く大切に使うことや人と触れ合うことの意味について、思わず考えさせられるお話です。 |