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タイトル | オムライスのたまご | |
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著者 | 森 絵都(作) 陣崎 草子(絵) | |
出版社 | 講談社 | |
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“たまご”というのは、もともとゆめ見がちなたべものでして・・・、生まれたときから、白いからの中には、ゆめがいっぱいつまっているのです。「ほかほかの『たまごやき』になりたい」「あつあつの『ちゃわんむし』になりたい」「ぷるんぷるんの『プリン』になりたい」・・・。それはもう、いろんなゆめがあります。でも、なんといっても、一ばん人気のゆめは『オムライス』です。あったかい、ひだまりみたいな黄色のうすやきたまごになって、ケチャップライスをつつみこむ。かんろくたっぷり、ボリュームたっぷりのあの晴れすがたに、だれもがあこがれているのです。 ●たまごの殻の中に夢がいっぱい詰まっているなんて、メルヘンチック?奇想天外?なお話ですね。数あるたまご料理の中で、たまご達の将来の夢として一番人気なのは、ご飯の主役になれる「オムライス」。果たして、四姉妹はみんなの憧れ「オムライス」になることができるのでしょうか。 |