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> キワさんのたまご
タイトル | キワさんのたまご | |
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著者 | 宇佐美 牧子(作) 藤原 ヒロコ(絵) | |
出版社 | ポプラ社 | |
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今日は夏休みの初日。午前中に学校のプールへ行ったけれど、友達は合宿や塾でだれもおらず、一人ぼっちで過ごした。親友の颯(そう)太(た)は、今日からサッカーチームの練習に行っている。颯太からは、「サッカー、いっしょにやろうぜ」と何度もさそわれた。でも、なんとなくちがう気がしたんだ。おかげで、去年の夏休みまでは毎日颯太とあそんでいたぼくは、急にひまな夏休みをすごすことになった。 ●周りの人達がみんな夢中になれるものをもっているのに、自分だけ何ももっていないと感じると、とても寂しい気もちになることがあります。主人公のサトシも、弁当作りに情熱を注ぐお父さんとお母さんや、サッカーに打ち込む親友の姿を見ていると、自分だけが取り残されてしまったような不安を抱えています。さて、複雑な気持ちを抱えて過ごすサトシは、夢中になれる何かと出会うことができるのでしょうか? |