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> 新聞(しんぶん)記者(きしゃ)は、せいぎの味方?
タイトル | 新聞(しんぶん)記者(きしゃ)は、せいぎの味方? | |
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著者 | みうら かれん(作) 宮尾 和孝(絵) | |
出版社 | 講談社 | |
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「ぼくのゆめは、新聞(しんぶん)記者(きしゃ)です。記者になって、将来、真実をつたえるための仕事をしたいと思います」黒板の前に立った徳永(とくなが)くんが、そういって頭をさげると、みんなが大きなはくしゅをした。てれたような顔で、くいっとメガネをおしあげる徳永くんは、この三年二組でいちばん頭がいい。先生もクラスのみんなも、「さすが徳永だ」ってほめまくっている。 ●「将来、新聞記者になりたい」というクラスメイトの徳永くんを、密かに批判的に見ていた誠。でも、その気持ちを知らない徳永くんは、父親が新聞記者だという理由で、誠に「一緒に学級新聞を作ろう!」と持ち掛けます。最初は嫌がっていた誠でしたが、その熱意に押されて徳永くんと関わるうちに、少しずつ新聞記者の本当の姿や、その仕事を続けるパパの気持ちを考えるようになります。 |