トップページ > 読書案内 >
3年生の今月の本 > 3年生におすすめの本
> 夢の発電って、なんだろう?
タイトル | 夢の発電って、なんだろう? | |
---|---|---|
著者 | 森川 成美(作) こば ようこ(絵) | |
出版社 | 講談社 | |
|
||
いつもの転校と同じく、初日はきんちょうする。佳(か)幌(ほろ)の父は、水力発電担当の技術者として、電力会社につとめている。今まで、山の中にある発電所を何度も転勤してきた。でも、そろそろ佳幌の将来も考えておかなければいけないということで、佳幌と母は引っ越しをせずに、母方の祖母の家で暮らすことになったのだ。だから、今回が最後の転校らしい。 ●奈々子と仲良くなるにつれ、段々と“シーオーツー警察”の意味がわかってきました。暑くても寒くてもエアコンはつけない、かなり遠い場所でも自転車で移動する、もしバスを利用しても古い型には乗らない……。「全ての電気はソーラー発電でつくるべき」と主張する奈々子は、CO₂(二酸化炭素)の排出量を減らすことが全ての行動基準になっていて、それを周りの人にも強要するのです。 |