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タイトル | さよなら ごめんおばけ | |
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著者 | 尾崎 美紀 | |
出版社 | 汐文社 | |
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「コウちゃん、おはよ!」 「ね、1時間目は体育だよね。ぼくさ、てつぼう、れんしゅうしたんだよ」 サトルのほうは、運動が好きなわりには、いまいちなにをやってもパッとしない。ぼくは、自信満々で順番を待っていた。両手にぐっと力を入れ、背筋をのばしてから、グルンと! と、いくつもりだった。でも、つぎの瞬間、ぼくはおしりを、思いっきり地面にたたきつけて、落下した。 「なんだよ、まだオネショしてるくせに!」 ●次の日、コウタはサトルにあやまりたいのに、あやまれません。そして口もきかないまま一週間もすぎてしまいました。そんなコウタに「ごめんおばけ」がくっついてしまうのですが……。コウタはサトルに「ごめん」と言えるのでしょうか? |