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> 空をとぶ一輪車
タイトル | 空をとぶ一輪車 | |
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著者 | 鈴木 喜代春 | |
出版社 | 大日本図書 | |
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健はいじめっ子の四年生。健がくると、からだの小さい一年生や二年生はもちろん、からだの大きい五年生や六年生までが、 「よ、にげるなよ」 数日後、その日は、児童館で思うぞんぶん一輪車にのって遊べる日でした。寛は、ひとりで児童館へ歩いていきます。道をまがったところで、うしろから声がしました。健です。寛は足をとめました。 「おまえ、もっとちがうカードもってるだろう。それ見せてよ」 ●こっそり見ていた健ですが、児童館の先生につかまり、一輪車のれんしゅうをはじめるようになります。いじめっ子だった健が、熱中するものを見つけたことで変化していく様子と、そんな健に接する寛の素直さに、現代社会で失われがちな子ども本来のまっすぐな心を思い出すことができる作品です。 |