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> あくまくん
タイトル | あくまくん | |
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著者 | ハイケ&ヴォルフガング・ホールバイン | |
出版社 | 徳間書店 | |
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ユスティンはふつうの九歳の男の子。成績もまあまあで、友だちもいっぱいいる。 だけど、ひとつだけふつうじゃないところがあった。それは、ユスティンにはないしょの友だちがいるということだ。その友だちは悪魔の子で、その子の姿はユスティンにしか見えなかった。 でも、見えなくてよかったのかも。だって、肌が赤くて、つのがはえてて、片方の足が馬の足で、おまけにしっぽまではえていたのだから。 ある日、ユスティンとあくまくんがあくまくんの家で遊んでいると、恐ろしい悪魔アスモディスがやってきた。あくまくんが悪いことをしないと、あくまくんの一家を地獄に帰ってこられなくする、と言うのだ。 あくまくんはユスティンがとめるのも聞かず、悪いことをしようとたくらむのだった。 【 ユスティンの父さんはよく、人はだれでも、社会や家族に対して責任をもたなければいけない、いやなことでも、しなければならないときがあるといいます。 |