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> モモンガ クルルの物語 森のすみか
タイトル | モモンガ クルルの物語 森のすみか | |
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著者 | さくらい ともか | |
出版社 | 福音館書店 | |
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夜明けちかくの山道を、一匹のアナグマがくだっていました。 アナグマは、食べものを探して人間のキャンプ場まで降りてきてしまったのです。 「ここにはごちそうなんてないよ」 がっかりしたアナグマに話しかけてきたものがいました。 森に行ったことがないこどものモモンガ クルルは、森に行くために、キャンプ場と森の間にある川をわたれるよう、長く飛ぶれんしゅうをこのキャンプ場でしていたのでした。 人間たちがいなければ食べものをもらえないと知ったズーイは、クルルといっしょに森に帰ろうとしますが、クルルは一人で川を飛んでみるといいました。 ズーイが人間たちが川にかけた橋をわたっていると、森の方からアライグマがやってきました。「ごちそうなんてなかったよ」とズーイがアライグマにもんくを言っていると、クルルが二人の頭の上を飛んで行きました。ところが、クルルは川を渡りきらないうちに落っこちてしまいそうに。ズーイたちはクルルを助けようとあわてて川へ飛び込みました。 【 クルルは森でモモンガの長老のコヤバンやヒメネズミのチイと出会います。しかし、動物ならだれでも仲良しというわけではありませんでした。ズーイとの楽しいひと時もあれば、自然の厳しさに立ち向かわなければならない時もありました。初めての冬が来た時クルルは……。 多くのページにかわいらしいカラーのイラストの入った本です。】 |