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> ふたりは きょうも
タイトル | ふたりは きょうも | |
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著者 | アーノルド・ローベル | |
出版社 | 文化出版局 | |
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「でかけています。ひとりきりになりたいのです。」 がまくんは、かえるくんの家のドアに、こんなてがみを見つけました。かえるくんはどうして、ひとりきりなんかになりたいんだろう。ぼくと友だちなのに。 かえるくんは、川のまんなかにある島(しま)に、ひとりきりですわっていました。かえるくんをはげましたいがまくんは、大声でさけびます。 そこで、かめにたのんで、島までのせていってもらうことにしました。しかし、「ひとりきりになりたいひとは、ほうっておいたらいいのに」とかめに言われ、「かえるくんは、ぼくのことがいやになってしまったのだろうか」と、心配になります。がまくんはさけびました。 あんまり必死になってさけんだので、がまくんは、かめのせなかからころがりおちてしまいます。そんながまくんに、ようやくかえるくんが気がつき……。 【 世界中で今なおあいされつづけている「がまくんとかえるくん」シリーズ4さつめ。ともだちってなんなのか、ふたりを見ていると、わかるような気がしてきませんか? 読んだあと、きっと友だちに会いたくなるこの本は、おとうさんおかあさんにもぜひ読んでほしい1さつです。】 |