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> 赤ちゃんは魔女
タイトル | 赤ちゃんは魔女 | |
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著者 | ビアンカ・ピッツォルノ | |
出版社 | 徳間書店 | |
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なまけものでみにくくてふけつなアスドルバーレは、大金持ちの大おじさんの遺産(いさん)をあてにして、ずっとはたらかずにぶらぶらしていました。ところが、大おじさんの遺言状(ゆいごんじょう)には、おじさんがなくなってから一年とひと月以内に、魔女と結婚できなければ、アスドルバーレに財産はゆずらないとかいてあったのです。アスドルバーレはおどろいて、さっそく魔女のことを調べはじめました。 ちょうどそのころ、ゼップ家に七番目の女の赤ちゃんが生まれました。その子はおふろに入れてもぷかぷか浮いたり、鏡にうつらない赤ちゃんでした。そして、歩きだすよりも先に、ほうきにまたがって飛ぶようになってしまいました。 まるで魔女みたい。そうですね。だけど、ゼップ家のお姉さんたちはこの赤ちゃんをとてもかわいがって育てました。 遺言状の期限があとひと月にせまってきたころ、アスドルバーレはゼップ家の娘たちのなかに、魔女がいることをかぎつけました。アスドルバーレはゼップ家の女の子と結婚しようとゼップ家の前で待ちぶせすることにしました。 【 みにくくてふけつなアスドルバーレがどうやって魔女と結婚しようというのでしょうか。怖そう? いえいえ、「ラビーニアとおかしな魔法のお話」の作者の楽しいお話ですよ。】 |