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> 消えた化石事件
タイトル | 消えた化石事件 | |
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著者 | B.B.カルホーン | |
出版社 | 小峰書店 | |
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「父さんが恐竜の化石を発掘(はっくつ)している眠りグマ山の発掘現場は、ぼくの一番好きな場所だ。」 ……6年生の夏休み最後の日の夕方、ワイオミング州のモーガンにひっこしてきたばかりのフェントンは、古生物学者のお父さんといっしょに、むちゅうで岩をほりおこしていました。 あーあ、学校がはじまるのが明日でなければいいのに。ここで、もっともっと化石をほっていられたら、どんなにいいだろう。転校生のフェントン、じつははじめての登校がすこしだけゆううつだったのです。 ところが、次の日学校へいくと、担任のリグビー先生からうれしいしらせがありました。なんと、今年の 『理科コンクール』 のテーマが、「恐竜」 にきまったというではありませんか。 大よろこびのフェントンに、さっそく研究発表をするためのチームメイトができました。チームメイトがマギーという女の子だとしったとき、フェントンはちょっとがっかりしましたが、彼女はみんながあっとおどろくようなはっ表方法を思いつきます。友だちのウィリーも協力(きょうりょく)してくれることになり、3人ははっ表当日にむけてわくわくしながら毎日をすごしていました。 そんなある日、いつものように発掘現場をおとずれたフェントンは、かたい岩のなかから、ある恐竜の“カギ爪(つめ)”を発見(はっけん)して……。 【 カギ爪を見つけたフェントンは、大発見の予感(よかん)に胸をおどらせます。お父さんにはしらせずに、一晩(ひとばん)まって、自分からみんなに見せよう。そう思って大事にとっていたカギ爪ですが、次の日、かくしておいた場所から、カギ爪はきえていました。いったいだれが、何のために? さあ、フェントン少年の推理(すいり)がはじまります。】 |