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4年生の今月の本


グウタラ王とちょこまか王女 タイトル グウタラ王とちょこまか王女
著者 ミラ・ローベ
出版社 学習研究社
 

 グウタラ王家の王さまたちは、みんな太っていてものぐさでした。グウタラ五世王は、小さな王女ピンパーネラのおつきの女官を入れると、三百三十三人の家来をごてんにかかえて、なにからなにまでめんどうを見てもらっています。

 一方、王さまのひとりむすめピンパーネラは、グウタラ王家のだれともちがって、ちっとも太っていませんし、ちっともものぐさではありません。一日中ごてんの中を走りまわって、たえずなにかしているような女の子でした。

 そんなある日、グウタラ五世王は、病気になってしまいます。おかかえの医者はもちろん、町じゅうの医者に診察させましたが、何の病気かわかりません。心配でたまらないピンパーネラは、奇跡ぐすりをさがしに森へでかけました。そして、そこで一人の少年ガウデオに出会い、そのおじいさんから、王さまの病気が、「ぐうたらな人はだれでもかかるぐうたら病」だと聞かされます。おじいさんは、ピンパーネラに王さまの病気をなおすひみつを教えてくれました。

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