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タイトル | 金色のやどかり |
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| 著者 | 竹下 文子 | |
| 出版社 | あかね書房 | |
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あゆみは夏休みに、飛行機に乗って家族で南の島に旅行（りょこう）に行きました。そして、南の島の海でたくさん泳ぎました。海からかえったつぎの日、あゆみは耳のずうっとおくのほうで、ときどきへんな音やふしぎな声がするのに気がつきました。 その正体は、金色の巻（ま）き貝に入ったやどかり・ティックでした。 「貝がらがみつかって、いそいでひっこしたらさ、これ、あゆみちゃんの耳だったんだ。」 どうやらティックは、あゆみが海で泳いでいたときに、まちがえてあゆみの耳にひっこしてきたらしいのです。あゆみとティックはすぐに友だちになりました。けれど、秋になるころ、ティックのようすがおかしくなってきて……。 |
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