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タイトル | クラマはかせのなぜ | |
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著者 | 山中 恒 | |
出版社 | 偕成社 | |
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クラマ・ジュウロウはかせは、おぎゃあと生まれたときから、子守歌がわりに九九を聞かされて育った、勉強が大好きな大学の先生です。世界中の本をよんでいるので、本に書いてあることならどんなことでも知っています。 ある時、クラマはかせが公園をさんぽしていると、シャボン玉をとばしている女の子に出会いました。シャボン玉は、風にふかれてふわっととびあがりますが、すぐに地面に落ちてパッと消えてしまいます。これを見たクラマはかせ、 「なんじゃい。これはけしからんぞ。どうしてわれてしまうんだ。せっかくつくったものが、こんなにすぐわれるなんて、子どものゆめをこわすなど、けしからん!」 さっそく研究室へもどると、博士はわれないシャボン玉の研究にとりかかりました。なんとかわれないシャボン玉を作ることができたクラマはかせは、それを公園で会った女の子にぜひ見せてやろうと思いました。はりきって女の子の家に行ったはかせですが、あいにく、女の子は動物園にでかけていました。クラマはかせは意地になって動物園までさがしに行ったのですが、そこでとんでもないことが起きてしまいます。 【 大天才、クラマはかせが、みなさんの疑問にすべて答えてくれます。文句なしに面白い一冊。 ふだん読書をしない人も、これなら楽しく読めるはずですよ。】 |