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> とんでもないブラウン一家
タイトル | とんでもないブラウン一家 | |
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著者 | アラン・アルバーグ | |
出版社 | 岩波書店 | |
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お話の舞台は<海のほとりのスナグルトン>の町。登場人物はおなじみのブラウン一家です。五月のあたたかな朝の八時、ブラウン氏はバスルームで支度(したく)をととのえ、ミセス・ブラウンは朝ごはんに自家製(じかせい)のムースリを用意しているところ。十歳(さい)のべッツイは、フランス語の試験勉強をしながら髪(かみ)をとかし、九歳のブライアンは、テレビでドッグ・ショー見ている。そして赤ちゃんは……、 ブラウン婦人のこのひとことをきっかけに、食卓についていた家族がつぎつぎと不満(ふまん)をもらし始めました。 ブラウン一家の口から次々と日ごろの不満(ふまん)がとび出しました。そう、彼らは自分達の決まりきった毎日にもうあきあきしていたのです。 とにもかくにも、作者はブラウン一家ののぞみどおり、新しい<お話>を書くことにします。ところが、そのお話のせいで、平和だったスナグルトンの町には、次々とおかしなことばかり起きて……。 さあ、一家はどうなってしまうのでしょう。 【 誰だって一度は、「もし自分が~だったら」と考えたことがあるのではないでしょうか。もし自分がわくわくするような冒険小説の主人公だったら、7ヶ国語がぺらぺらの天才スパイだったら、魔法使いだったら……と。 |