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孤島のドラゴン
タイトル | 孤島のドラゴン | |
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著者 | レベッカ・ラップ | |
出版社 | 評論社 | |
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一番年上のお姉さんでミステリー小説が大好きな十二歳のハナ、『アメリカの科学』や『近代機械工学』といった雑誌を読むような、文明の利器に興味しんしんの十歳になる真ん中の男の子ザカリー、内気でおとぎ話が大好きな八歳の一番下の妹サラ・エミリーの三きょうだいは、母親の仕事の都合で、メイン州(アメリカにある州)の沖合の孤島にぽつんと建つ、マヒタベルおばさんの家で夏休みを過ごすことになった。 マヒタベルおばさんは、もう、この島には住んでいない。今は、フィラデルフィアのアパートで暮らしている。 マヒタベルおばさんから母親に手紙が届いた。島の家の合い鍵と、三きょうだいあてに特別なメッセージも同封されていた。 三きょうだいが封筒を開けると、中から折りたたまれたメモ用紙と、柄が精巧な渦巻き模様で装飾された、小さな鉄の鍵が入っていた。鍵には「塔の部屋用」と書かれたラベルが結ばれていた。そして、メモ用紙には、 孤島についた三きょうだいは、早速次の日ドレイクの丘を探検することにした。 【 物語の登場人物が三人のきょうだいひとりひとりに対して示す共感と理解の形と、ドラゴンが語る物語。おとなも子どもといっしょに楽しめる本です。】 |