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5年生の今月の本



                  危機のドラゴン
                  タイトル 危機のドラゴン
著者 レベッカ・ラップ
出版社 評論社
 

 ハナ、ザカリー、サラ・エミリーの三きょうだいは、ふたたび孤島をおとずれることになった。
 島についてすぐ、三きょうだいは島の管理人のジョーンズ氏からちょっとした事件の話を聞いた。それは島の北のはしに船が停泊しているという話だった。
 孤島には、三きょうだいとおばさんの共通の友、黄金の翼竜ファフニエルを守るため、マヒタベルおばさんの許可した人間以外は誰も立ち入ってはならないはず。三きょうだいは、さっそくその侵入者のことを調べることにした。

 侵入者たちは島の砂浜にキャンプを設営していた。
 いやな予感がした三きょうだいは、ファフニエルに警戒を呼び掛けるが、ファフニエルは、あるかどうかわからない危険を人間はくよくよ考えるのが好きだなと言って、逃げることもなく三きょうだいにお話を話して聞かせるのだった。

【 賢い翼竜ファフニエルのお話には、教訓だけではなくちょっとした科学の知識が含まれているのに気づいた人は多いのではないでしょうか。それはいったいどういうことなのかを、みずから調べ、考えられる人こそファフニエルの友人にふさわしい人ではないでしょうか。】

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