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たまたまうっかり動物園(1)
タイトル | たまたまうっかり動物園(1) | |
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著者 | 河合 雅雄 | |
出版社 | 小学館 | |
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ひげ小父(おじ)さんは、不思議な人です。いつも風のようにあらわれて、いろんな動物の話を聞かせてくれ、また、風のように姿(すがた)を消してしまいます。小父さんのほんとうの名前を子どもたちは知りません。どのぐらいの年齢(ねんれい)なのかも、不明です。職業(しょくぎょう)もはっきりとはわからないのですが、動物園からたのまれて、いろいろな動物を生けどりにしたり、博物館の仕事で、めずらしい貝や化石を集めたりして、世界中をとびまわったりしているそうです。ですから、動植物について、とてもくわしい知(ち)識(しき)と経験(けいけん)をもっています。動物の心がわかるし、動物と話ができるのです。 小父さんは、久(ひさ)しぶりに会った子どもたちに、 “ハッハッハ”ひげ小父さんは明るい声で笑ったので、子どもたちは、意外に思いました。 そういって小父さんは、大きなパイプから白煙(はくえん)をポワーとはき、笑(え)みをうかべました。さて、その話とは? 【 動物学者でおなじみの河合雅雄さんが、小学生のために書いたとっておきの本。1~3までのシリーズとなっていますが、本書は、1巻目の「星から来たペンギンの話」。】 |