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タイトル | だれも知らない小さな国 | |
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著者 | 佐藤 さとる | |
出版社 | 講談社 | |
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小学校3年生のときだった。もちの木をさがしにいったぼくは、こんもりした小山や杉林にかこまれた、三角形の平地をみつけた。そこには小さないずみがわき、まっ赤なつばきの花がさいていた。その山を自分だけのひみつの場所ときめたぼくは、トマト売りのおばあさんからあるふしぎな話を聞く。昔から「えんぎの悪い山」としておそれられてきたこの場所には、まめつぶほどの大きさの「こぼしさま」という小さい神様がすんでいるのだという。 ある日、とうとうぼくは見た。小川を流れる赤いクツの中で、虫のようなものが動いているのを。小指ほどしかない小さな小さな人達が、さかんに手をふっている姿を……! 【 いたずら好きな小人たち、コロボックルがそばにいたらどんなに楽しいことでしょう! 読み終わった後、すがすがしい気持ちになれるお話です。】 |