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ドリーム・ギバー
タイトル | ドリーム・ギバー | |
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著者 | ロイス・ローリー | |
出版社 | 金の星社 | |
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ドリーム・ギバーたちの仕事は、人間に夢(ゆめ)を贈(おく)ること。 人間の家の中のものを、そっと触(ふ)れて夢のかけらを集め、よく選んで組み合わせ、夢をこしらえる。そして、その夢を、眠っている人間にそっとすべりこませるのだ。 夢を贈る訓練をはじめたばかりのドリーム・ギバーのリトレストは、指導役のエルダリーと一緒(いっしょ)に、一人暮らしのおばあさんに毎晩楽しい夢を贈っていた。 その訓練の中で、リトレストはエルダリーから、悪夢をおくるシニスティードというもののことを教わった。シニスティードは弱い獲物を選んで悪夢を吹きこんでいくのだという。 ある日、リトレストが夢を贈っているおばあさんのところへ、一人の八歳の男の子があずけられることになった。男の子は乱暴な言葉を使い、おばあさんを困らせた。しかし、リトレストが夜おばあさんの家を訪ねると、男の子はさみしがってベッドの中で一人で泣いていた。 リトレストはこの男の子がシニスティードにねらわれるのではないかと心配していたが、その夜、本当にこの男の子のところにシニスティードがやってきた。 【 ドリームギバーたちは、夢を贈ることで人に新しい力を与えるという大切な役割をになっています。それを邪魔するシニスティードにどうやってリトレストは立ち向かうのでしょうか。おかあさんもぜひお子さんと一緒に楽しんでください。】 |