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> わたしのママはしずかさん
タイトル | わたしのママはしずかさん | |
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著者 | 角野 栄子 | |
出版社 | 偕成社 | |
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リコのママはちょっと変わっています。もちろん、人はみんな1人ひとり違うのですから変わっていて当り前なのですが、このごろのリコは、 なにしろしずかさんときたら、オムツの宣伝文句を考えるためにご近所さんから赤ちゃんを借りてきたり(しずかさんはコピーライターなのです)、眠れないといっては指しゃぶりを始めたり、リコと背の高さをきそっては、とつぜん女優さんがはくような高いハイヒールを買ってきてそこらをコツコツコツコツ歩き回ったりする人なのです。おまけに、しずかさんは甘いものが大好き。リコと2人で大声はりあげてケーキの取り分をあらそうのなんて朝飯前なのです。やれやれ、これではどっちが子どもかわからなくなりそう。 ある日、飼い犬のルルが子どもを生んだのをきっかけに、リコはしずかさんがケンタ氏(リコのお父さん)と結婚するまでの話を聞くことにするのですが……。 【 しずかさんは確かにおっちょこちょいだけれど、ただ陽気でお気楽なだけのお母さんではありません。つらいときもユーモアを忘れず、悲しみの中からも笑いを生み出す力を持ったとても素敵な人なのです。この本を読んで、みなさんもしずかさんから元気をもらってみませんか?】 |