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> かくれ山の冒険
タイトル | かくれ山の冒険 | |
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著者 | 富安 陽子 | |
出版社 | PHP研究所 | |
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ドッジボールをしていた尚(なお)が、
たどり着いたのは、一軒(いっけん)の大きな家。尚が玄関の前に立つと、音もなくドアの扉(とびら)が開き、その奥には黒いドレスの女の人が立っていました。 「この人って、まるで猫みたいだ……」 いよいよそこから、尚が想像もしていなかった大冒険が始まります。この大きな屋敷(やしき)に住む女の人は、化け猫で、これまでたくさんの子どもたちを猫に変え、屋敷にとじこめ、ネズミをとる手伝(てつだ)いをさせていたのです。尚もすんでのところで猫にされるところでした。 猫にされた少女に、化け猫ののろいを解いてほしいと頼(たの)まれるのですが、そのためには、おそろしい山姥(やまんば)からのろいを解く方法を聞き出したり、天狗の隠(かく)れ蓑(みの)を手に入れたり、赤鬼のもつ剣(つるぎ)を手に入れたりしなければなりません。そして、あの化け猫と最後には対決しなければならないのです。果たして、そんなすごいことが尚にできるのでしょうか。ひょんなことから知り合った、化け猫の餌食(えじき)にされていたネズミたちの応援(おうえん)を受けながら、尚は知恵と勇気で次々に難題を突破(とっぱ)していきます。 【 富安さんは、日本に伝わる伝説をモチーフにした楽しく夢のある本をたくさん書いています。読書のとくいでない人も、あっという間に読めますよ!】 |