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> またおいで ~きつねとたぬきのガッコ物語~
タイトル | またおいで ~きつねとたぬきのガッコ物語~ | |
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著者 | 横山 充男 | |
出版社 | 文研出版 | |
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小学5年生の圭太(けいた)は、お盆(ぼん)になると、父さんのふるさとのいなり沢(さわ)へ行く。ところが今年のいなり沢は、なんだかきみょうな感じがするのだ。廃校(はいこう)でへんてこなラジオ体操(たいそう)をしている子どもがいたり、盆踊り (ぼんおどり)に、どう見ても200人以上の人が集まっていたり……。 ふしぎに思う圭太の肩(かた)を、とつぜん1人の少年がたたいた。一重(ひとえ)まぶたのかしこそうな少年と圭太はすぐに友だちになるが、実は少年は、いなり沢に住むきつねだった! へんなラジオ体操をしていたのは、きつねやたぬきたちで、いなり沢の学校がこのままくちはてていくのはさびしいので、自分たちで学校をつくりたいというのだ。たぬきのじいさんが圭太に頭をさげた。 【 とてもおもしろく、すがすがしいお話です。日本の夏がもっているのびやかさ、美しさがたっぷりえがかれています。】 |