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> がんばれヘンリーくん
タイトル | がんばれヘンリーくん | |
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著者 | ベバレイ・クリアリー | |
出版社 | 学習研究社 | |
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ヘンリーくんことヘンリー=ハギンズは三年生。なにか、あっというようなことが、おこらないかなあ……いつも、そう思っています。 そんなヘンリーくんが、いつものようにバスで水泳(すいえい)に行った帰りのことです。ドラッグストアでアイスクリームをなめなめマンガを立ち読みしていると、ゴシゴシゴシという音がしました。ふりむくと、すぐうしろに犬がいて、しきりにからだをかいています。犬は、おなかをすかしていました。ヘンリーくんが食べかけのアイスクリームをやると、犬はひと口でのみこんでしまい、ヘンリーくんについてきました。 ヘンリーくんは、おかあさんに電話をかけ、アバラーを飼ってもいいか聞きました。 アバラーがきてから一年がたちました。アバラーは、町のドッグショウで「いちばんめずらしい犬」という特別賞をもらいます。ある日、見知らぬ男の子がヘンリーくんをたずねてきました。アバラーの写真が新聞に出たのを見て、もとの飼い主が取り戻(もど)しにきたのでした。アバラーは、その男の子を見て大喜びです。ヘンリーくんは、アバラーを手ばなしたくありませんでしたが「どっちがいいか、アバラーに決めさせよう」と申し出ます。さて、アバラーが選んだのは――。 【 アバラーは、どうということもない雑種の犬。ノミもいるし、エサのおあずけもできませんが、ヘンリーくんには何より大切な愛犬です。アメリカのふつうの子どもの生活が生き生きとゆかいに描(えが)かれているヘンリーくんシリーズ。ぜひ9冊(さつ)全部読んでください。】 |