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6年生の今月の本 > 6年生におすすめの本
> 小学五年生
タイトル | 小学五年生 | |
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著者 | 重松 清 | |
出版社 | 文藝春秋 | |
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一人で列車に乗るのは生まれて初めてだった。S市を訪ねるのも、初めて。 三月に転校していった三上くんが、ここに住んでいる。駅のホームで待ち合わせることになっている。きっと三上くんも胸をどきどきさせて、わくわくさせて、列車が着くのをいまかいまかと待っているはずだ。 四か月ぶりの再会になる。夏休みになったら遊びに行くから、絶対にいくから、と三上くんが転校する前に約束をした。やっと会える。四年生の頃、二人はクラスでいちばんの仲良しだった。 ところが、ホームには……。 (南小、フォーエバー) 【 転校で離ればなれになってしまった友だち。校外のイベントで出会った女の子。さまざまな出会いと別れの話もあれば、急に成長して体つきからしぐさまで変わってしまったクラスの女子たちへの驚きなど……。小学五年生の少年を主人公とした珠玉の短編集。中学入試に使われることも多い本です。】 |