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6年生の今月の本


勇者ライと3つの扉 1金の扉 タイトル 勇者ライと3つの扉 1金の扉
著者 エミリー・ロッダ(作) 岡田 好恵(訳)
出版社 メディアファクトリー
 

 高い壁に囲まれた街ウェルドに今年もいまわしい夏がやってきました。この季節になると、高い壁を越えて、人々を襲う怪鳥スキマーが飛来するのです。ある日、街を治める総督から「スキマーをさしむけている敵を成敗する志を持つ者を募集する」との通達がありました。それをみた、ハチ飼いのリズベルの息子ダークは「ついにチャンスがやってきた。自力でウェルドを救うチャンスだ!」と息巻き、総督の元へと向かいます。しかし、その一年後、ダークの死亡通知書が届いたのでした。
ダークには二人の弟がいます。母リズベスと末っ子のライが悲しみにくれる中、三兄弟の次男ショルトは総督の元へ向かい、そして怪鳥征伐の旅に出ました。しかし、またその一年後、ショルトの死亡通知書が届いたのです。
 二人の兄を失った三兄弟の末っ子ライは、二人の兄が生きていると信じていました。リズベルと共に総督庁へやってきたライは、二人の兄を探し出すため、スキマー征伐の旅へ向かう決意を固めます。

●全3巻にわたる冒険ファンタジーです。第1巻の“金の扉”では長兄ダークを助け出す物語が描かれています。主人公ライは、自信たっぷりでなんでもできる勇者ではありません。しかし、自分で見たものを信じ、前へと進んでいきます。次々と展開していくストーリーに自然と引き込まれます

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