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タイトル | 太陽ときみの声 | |
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著者 | 川端 裕人 | |
出版社 | 朝日学生新聞社 | |
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高校2年の光瀬一輝(みつせいっき)は、3年生が引退したこの秋からサッカー部のキャプテンを任された。新チームが始動してまもなく、一輝は目に違和感を覚えた、はれているのは右目。しかし、お医者さんの表情が変わったのは左目を診察したときだった。一輝も「自分の目」を疑った。 ●主人公の一輝は、サッカーが上手く、明るい性格でクラスの人気ものです。しかしある日突然、視力が落ち、生活が大きく変わります。物語では、一輝が自分の「障がい」への戸惑いや、思うようにできないいら立ちがまっすぐに伝わってきます。この後、ブラインドサッカーとの出会いや、特別支援学校への見学など、これまで知らなかったことを知り、またこれまでどおり支えてくれる家族や仲間たちによって、一輝は“自分の居場所”を見つけていきます。“見える”“見えない”といったことを超えて、生きていく上で大切にしたいことを教えてくれる物語です。 |