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タイトル | 満月の娘たち | |
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著者 | 安東 みきえ | |
出版社 | 講談社 | |
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「志保。」体操着を袋に押し込んでいる時、美月ちゃんに呼ばれてふりむいた。「いつも遅いよなあ、このクラス」「ごめん、待った?」美月ちゃんは、あたしの机に両手をつく。「それよりなあ、肝だめしツアーに行かへん?」家からそう遠くないところに蓮池という小さな池がある。その池のほとりに立っている空き家、「昭和邸」に幽霊が出るというウワサがたつようになったのは最近だ。 ●志保と美月は、放課後に幽霊屋敷「昭和邸」に行くことにしました。昭和邸に向かう道沿いには馬場商店というコンビニ風のお店があります。帰りにはこれを食べようと店先においてある大きなソフトクリームの模型を指して話しています。しかし、その日の帰り、ふたりはそのソフトクリームを食べることはできませんでした。さて、「昭和邸」で何があったのでしょうか? |