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6年生の今月の本


ジンゴ・ジャンゴの冒険旅行 タイトル ジンゴ・ジャンゴの冒険旅行
著者 S.フライシュマン
出版社 あかね書房
 

 1850年代のアメリカが舞台。主人公のジンゴは孤児院に預けられている少年です。そこは慈善孤児院とは名ばかりの施設で、院長のダカットばあさんは、煙突そうじ屋のスカーロット将軍とぐるになって、施設に預けられた子どもたちに煙突そうじの仕事をさせては、お金をかせいでいました。

 ある日のこと、人語は、孤児院の煙突にかくしてあった、宝の地図がほってあるというクジラの歯を手に入れます。それは、かつてスカーロット将軍がメキシコのあるところに埋めた、たくさんお金貨のありかを描いたものでした。

  ちょうどそのとき、孤児院に「ジンゴの父親」と名乗る、得体の知れない紳士がやってきます。そして、よくばりなダカット孤児院から、ジンゴを買い取ってくれます。しかし、この紳士が何もので、何のためにお金を出してジンゴを孤児院から出してくれたのかわかりません。いっしょに馬車で旅をすることになったものの、行き先も定かでなはい様子。
まだ肌寒いボストンから、太陽が照りつけるメキシコまで、馬を走らせ、船をあやつって移動する、スケールの大きなアメリカ大陸横断の旅が、ここからいよいよ始まります。

【 途中、追いはぎにあったり、一文無しで宿に泊まったり、追いかけてきたスカーロット将軍に襲われたりと、ハラハラドキドキする様々な場面が登場しますが、ジンゴの父親と名乗る不思議な紳士はすばらしい頭のさえと、行動力を発揮してピンチを切り抜けます。やがて、宝の埋められている場所へとたどり着くのですが、そこには、ダカット院長と、スカーロット将軍が待ち受けていました。はたして、宝はだれの手に……。そして、ついに、ジンゴの相棒となった不思議な紳士の正体がわかります。】

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