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タイトル | ふかふかウサギ | |
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著者 | 香山 彬子 | |
出版社 | 理論社 | |
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フルート吹きのタロウおじさんは、日本に帰る飛行機の中で、白いウサギのトントンと、となり同士の席になりました。おじさんが今まで見たこともないような種類のそのウサギは、顔さえ見なければ、白いふかふかの服を着た小さな子どもとそっくりで、顔つきも人間の子どものようです。このウサギ、何と世界で初めて宇宙船を打ち上げた、世界宇宙局のあるウサギ島から地球旅行にやってきたのでした。 ポックリ丘に住んでいるタロウおじさんの家に泊めてもらうことになったトントン。おじさんとハナコおばさんが仕事をしている時は、ウサギ島から持ってきた小型の天体望遠鏡を使って星の研究をしています。おじさんの家の近所に住んでいるクニとタキのきょうだいや、町の人ともすっかり仲よくなりました。おまけにちょっとした事件も解決して、あっというまに人気者に。 【 トントンがタロウおじさんの家で過ごした1年間。心があたたかくなるだけでなく、星についてもくわしくなれて、人間や社会についても考えさせられるお話です。】 |