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グリムの森の算数パズル|6年生|小学生のための読書案内|家庭学習研究社

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6年生の今月の本


グリムの森の算数パズル タイトル グリムの森の算数パズル
著者 山崎 直美
出版社 さ・え・ら書房
 

 白雪姫のお母さまであるお妃さまは、3まいの魔法の鏡を持っていました。3まいの鏡は、見かけはそっくり同じで、まったく区別がつきません。しかし、それらは、「正直鏡」 と 「うそつき鏡」 と 「気まぐれ鏡」 でした。「正直鏡」 は、いつも本当のことを言います。「うそつき鏡」 は、いつもウソを言います。「気まぐれ鏡」 は、本当のことを言うこともあれば、ウソを言うこともあります。さあ、そこで問題。

【 問題】

3まいの鏡たちに、お妃さまがたずねました。「鏡よ、鏡。わたしと白雪姫、どちらが美しいか、答えておくれ」

  鏡たちは、それぞれの性質にしたがって答えました。(3まいとも、美しいと思っている相手は同じです。)

  鏡A:お妃さまに決まっています。
  鏡B:いいや、白雪姫です。
  鏡C:お妃さま、お気になさらずに。鏡Bはうそつき鏡でございますから。
お妃さまは、念押しをしました。「鏡Bよ。おまえが、うそつき鏡なのだな?」

  鏡B:ほっほっほ、その通りでございます。

 A、B、Cの鏡は、それぞれ何鏡でしょう?

 さて、答えはわかりましたか? 最後の鏡Bの返事が決め手ですね。

  この本には、小学生の算数の力があればじゅうぶん解けるパズルが全部で31問入っています。おまけの問題もありますよ。

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