トップページ > 読書案内 >
6年生の今月の本 > 6年生におすすめの本
> 鳥の巣研究ノート PART1
タイトル | 鳥の巣研究ノート PART1 | |
---|---|---|
著者 | 鈴木 まもる | |
出版社 | あすなろ書房 | |
|
||
ひとくちに「鳥の巣」といっても、その形は実にさまざまだ。アフリカにすむシュモクドリと、北アメリカにすむクロミヤコドリは、どちらも同じくらいの大きさなのに、巣の大きさはまるで違う。シュモクドリは8000本もの枝と枯れ草、泥や動物の死体やゴミなどを使って高さ2mもの巨大な巣を作るのに、クロミヤコドリは地面の上に貝がらと小石を少し集めておいただけ。その違いの一番の決め手は、彼らのすむ「場所」にあった。 鳥の巣の中には、ひとつの生命がめばえ、成長していくという大きな自然の営みと深い知恵がぎっしりかくされている。数年前、アジア各地で猛威(もうい)をふるった鳥インフルエンザが発生してしまった本当の原因も、鳥の巣が教えてくれるのだった。 【 画家でもある著者の鈴木まもるさんが、かわいいイラストとわかりやすい解説で鳥の暮らしのふしぎを教えてくれます。これであなたも鳥の巣博士になれること間違いなし!】 |