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タイトル | 七つの季節に | |
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著者 | 斉藤 洋 | |
出版社 | 講談社 | |
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「わたし」が小学生のころ、近所に住んでいたお兄さんが「ピー太」という白いハトを飼っていた。お兄さんは、「わたし」に、ハトは英語でピジョンっていうんだよと教えてくれた。ピー太の羽には、黒い筋が入っていて、横から見ると、その筋は「P」という文字になって見えた。ところが、あるとき突然、ピー太がいなくなった。ピー太をかわいがっていたお兄さんは落ち込んでいたが、しばらくたったある日…。(「P」) お祭りの縁日で「わたし」と友達のげんちゃんが見つけた「アラビアハツカネズミ」の正体とは? (「アラビアハツカネズミ」) 竹中さんは、近所に住む1人暮らしのおじいさんだ。彼が飼っていた「ジュンちゃん」という九官鳥はよくしゃべる鳥で、自分の名前も住所も電話番号も正しく言える。そのかわり竹中さんから教わったでたらめな言葉もしっかりと覚えていて、用があって家をたずねたときなど、「ワタシ、ジュンチャン。エキデ、タヌキガボンオドリ!」などとやるのだ。ある日、ふとした拍子に逃げてしまったジュンちゃんが見つかったとの連絡が入った。ジュンちゃんは、お腹をすかせてよその家に飛びこみ、そこで見事に住所を名乗ったのだという。大喜びでジュンちゃんの帰りを待つ竹中さんが、届けられた箱の中に見たものは? (「七福鳥」) 【 「ルドルフとイッパイアッテナ」の作者斉藤洋さんが、大人になるまでに出あった、動物にまつわるちょっとふしぎな体験の数々を紹介しています。】 |