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タイトル | たっくんのあさがお | |
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著者 | 西村 友里(作) 岡田 千晶(絵) | |
出版社 | PHP研究所 | |
しがつからともこは、1ねんせいになりました。ともだちもできたし、たがわせんせいはとてもやさしいし、がっこうはとてもたのしいです。でもひとつだけしんぱいなことがあります。となりのせきが たっくんなのです。たっくんは、ようちえんもいっしょでした。おおきくて、ちからもつよいし、おおきなこえでおまえなんていうし、ちょっとこわいのです。あるひ、ともこたちは、ひとりずつうえきばちをもらって、あさがおのたねをまきました。ともこは、あさがおがさくのがたのしみでたまりません。まいにちたくさんおみずをあげていました。ところがあるひ、ともこはとなりのうえきばちをたおしてしまいました。それはたっくんのうえきばちだったのです。
たっくんの植木鉢を倒したのに、先生にもたっくんにも言えない友子。友子は先生にちゃんと言えたのでしょうか。そしてたっくんに謝ることができたのでしょうか。友子の心情の変化が細かく描かれています。「自分が友子だったらどうしているかな?」とお子さんに問いかけてみてください。
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